2016年07月26日

鳥越、熱き思いをぶっつけろ

東京都知事選はあと丸4日の勝負となった。

各メディアの中盤情勢調査だと、

小池が序盤からの優勢を保ち、ここにきて増田が組織力を使った強みを発揮しだしたそうだ。

鳥越は序盤の勢いに少しばかり力がなくなり、増田と2番手争いになっていという。

有り体に言えば、鳥越の見識、経験が他の2人を超えるのだが、

選挙というものは、それだけで勝ち負けが決まるものではない。

有権者をどう引き付ける・・・・

人間的な魅力、見識で有権者を唸らせることは大事だが、それだけではない。

時にはハッタリをかますことも必要だし、大風呂敷を広げることも大事なのである。

鳥越の弱点とされるのは、

年齢、週刊誌の女性スキャンダル報道、具体的政策が聞こえない・・・

などである。

ジャーナリスト出身の鳥越が地方行政に弱点がある指摘されるが、

行政とは候補者が店頭のバナナ売りみたいに口上をのたまえば、いいというものではない。

都政が直面する問題は防災、過密、東京五輪、児童福祉、教育など挙げたらきりがない。

そういった問題に、訳知り顔で「私はこうします」というのは、

逆に、「本当にできるのかね」となる。

都庁には霞が関の官僚にも劣らない優秀な役人がごまんといる。

要は、彼らの知恵をどう現実の行政として形にするかである。

「私は地方行政に明るい、経験も長い」という自賛は、役人にとって迷惑至極である。

地方の知事をやってきたというが、東京は1国の経済規模を有する巨大都市だ。

「行政を長いこと経験してきたから、私にはできる」と増田は言うが、

それは、企業に長いこと勤めた会社員が、会社員だったことを自慢するに等しい。

優秀な役人の知恵をどう引き出し、都政に反映させるか。

それこそが、知事に求められるものだ。

神輿に乗せられていい気になっているようでは、先が思いやられる。

魑魅魍魎とした都議会を相手に、神輿に乗った男が仕事をできるはずもない。

ここはジャーナリストとして修羅場を潜り抜けてきた鳥越に都政のかじ取りを託するのがベターだと思う。

残り少ない時間だが、鳥越にはジャーナリストの紳士ぶりをかなぐり捨てて、

熱い想い、都政への熱情をぶつけてもらいたい。

その先には、必ず勝利の美酒がある。
posted by 裁判官 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京都知事選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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